DNAを構成する糖、リン酸、塩基のうちの塩基(A,T,G,C)の並び順(シーケンス sequence)を決定する作業。
DNAシーケンシングには2通りの方法があり、一つは化学的な方法で、A,T,G,Cそれぞれの塩基の場所を特異的に切断する薬品を使う(マキサム・ギルバード法 Maxam-Gilberd method)。もう一つは酵素的な方法で、人工的にDNA合成させる際に、A,T,G,Cそれぞれの塩基の場所でDNA合成をストップさせる薬品を使う(サンガー法 Sanger method)。
どちらの方法においても、電気泳動にかけると、1塩基ずつ長さの異なるDNAが分離される、これを読み取り塩基の並び順を決定する。
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