破骨細胞活性因子(osteoclast activating facter : OAF)

脊椎動物の骨では、常に形成と破壊が行なわれている。骨をつくる骨芽細胞が分化・増殖して骨基質をつくり、骨化が起こると同時に未分化のマクロファージ系の食細胞が融合して多核の巨細胞に分化し、破骨細胞となる。破骨細胞は、余分にできた骨や一時的に作られた骨を破壊し、形を修正するときなどに働いている。この破骨細胞の形成を促進する物質が破骨細胞活性化因子で、T細胞で作られると考えられている。

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