免疫記憶(immunological memory)

生体内に抗原が入ると、その抗原に特異的なT細胞B細胞クローンが増え、再度同じ抗原の刺激を受けると、鋭敏で強い免疫応答を示す。最初の抗原刺激によって生じた現象を免疫記憶という。この免疫記憶の持続期間は、抗原によって異なるが一般的に数ヶ月から数年であるのに対して、感染したウイルスが生体内に残った場合は一生持続する場合がある。

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