走磁性細菌(magnetotactic bacteria)

磁気を感知して磁力線の方向に運動する細菌。
北半球で発見されたものはN極へ遊走する性質をもち、南半球のものはS極へ遊走する。電子顕微鏡による観察で、菌体内に酸化鉄の1種であるマグネタイトの極微小な粒子が鎖状で存在するのが確認できる。

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