全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus :SLE)

紅斑性狼瘡(ろうそう)、汎発性紅斑性狼瘡ともいう。種々の自己抗体ができ、組織障害により腎、肝、肺、心臓などの全身のほとんど全ての臓器が侵される全身的な自己免疫疾患の1つ。20~40才の女性に起こりやすく、年平均発生率は人口1万人に1人で日本では難病指定を受けている。本症の原因は明らかではなく、DNA代謝異常によって起こると考えられている。

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