制限酵素(restriction enzyme)

細菌が自己防衛のために持っている酵素で、バクテリオファージや裸のDNAとして細菌内部に入ってくる外来DNAを、切断し排除する。特定の塩基配列を認識し、その中の任意の場所で切断するⅠ型と、パリンドロームを認識し特定位置でDNAを切断するⅡ型、特異的な認識部位に結合し、それから約25bp離れた位置を切断するⅢ型に分けられる。

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