人工血液(arificial blood)

血液の代わりに酸素と二酸化炭素を運搬する化合物。現在開発中のものはいずれもフッ素をもった炭素化合物で、人工赤血球、酸素運搬性血漿増量剤、酸素輸液などともいわれる。赤血球中のヘモグロビンとは全く異なる物質で、酸素運搬能力はヘモグロビンより劣るが、患者の血液型に関係なく使用でき、肝炎やエイズなどの感染症の心配がないことが利点である。

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