コドンとは


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ウルトラマンの怪獣みたいな名前ですが、「塩基とは」で説明したATGCがいろんな組み合わせで3つずつ仲良くお仕事をする単位が“コドン”です。 
                         
いろんな組み合わせと書きましたが、コドンの組み合わせは4×4×4の64通り!でも実際には20種類のアミノ酸にしか対応してないんだって。そして体内で作ることができないアミノ酸を“必須アミノ酸”と言います。だからよい子はいろんなものを好き嫌いなく食べないとだめと言うことですね。
このコドンが細胞の核の中で“メッセンジャーRNA(mRNA)”に写し取られて核の外に出ます。そしたら今度核の外の細胞質で待ち構えているのが“リボソーム”なる“翻訳装置”。ここで翻訳された指示通りに“トランスファーRNA(tRNA)”がアミノ酸を連れてきて、アミノ酸が次から次へとガッチャンコガッチャンコつながってタンパク質になるんです。
『燃焼系燃焼系ア~ミノ式―♪』なる飲料のCMがありましたが、アミノ酸とは簡単に説明すると・・・簡単に説明できないのでやめます。  ひと言で言うならば“タンパク質の素(もと)”ですね。素で思い出しましたが、「味の素」もアミノ酸です。

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