プロテインA(protein A)

黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)の細胞壁成分の5%を占めるタンパク質免疫グロブリンG(IgG)のFc部分と特異的に結合する。この性質を利用して単クーロン抗体の精製や抗体産性細胞の定量、抗体を結合した細胞の分離などに用いられる。また、蛍光色素や放射性同位体で標識したのち、抗体または、抗体と結合した抗原の検出に用いられる。

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