ビオチン-アビジン法(biotin-avidin method)

核酸タンパク質の非放射性標識法の1つ。ビオチンを結合させたヌクレオチドを基質としてDNA(RNA)を合成すると、ビオチンで標識されたポリヌクレオチドができる。ビオチンはアビジン(卵白に含まれる糖タンパク質)が特異的に強く結合する性質があるので、アビジンと、蛍光色素を結合させた抗アビジン・モノクローナル抗体を加えると、ポリヌクレオチド-ビオチン-アビジン-抗アビジン抗体-蛍光色素の複合体が形成され、蛍光を指標に複合体を検出することができる。

ページの先頭へ戻る